QJKJQと電子書籍の話
久々に更新します。
読書が好きな人はたくさんいると思います。
私もその1人である。
しかし、縦のものを横にもしない私はハードカバーの本が重たくて苦手である。
好きな作家の本はハードカバーでも持ち歩き読むが、本屋で偶然見つけた本をハードカバーで買うのは避けてきた。
そんな私は現代の便利道具に頼ることを選んだ。それが電子書籍!
電子書籍が出た当初は「は?本は本で読むものだろダボ!」と唾棄すべきものと考えていた。
使ってみるとその快適さに惹かれてしまった。
暗いところでも読める。
ハードカバーよりもずっと軽い。
これが大きいですね。読み心地も気になると思いますが、ライトや画面の色も黒や白、本に近い白色など選択できるので、長時間読んでも疲れるなどということは感じませんでした。
今回初電子書籍で読んだのがこちら!
佐藤究さんのQJKJQという作品。
殺人一家の娘が主人公。
そして、ジャンルはミステリ…?
プロットが全く想像つかないですね。
プロットが気になり、また、有栖川有栖さんが絶賛していたこともあり読んでみました。
ミステリとしては好きなジャンルではありませんでしたが、こういうのもありなのかというのが感想です。
ミステリとは普通事件があり、それを探偵役がパズルをはめていく形で物語が進みます。
この作品はパズルがある程度できている状態から逆に崩れていき、最後に残ったものが結末。
倒叙系とはまた別の分類であると言えます。
斬新なプロットでとても楽しく読めました。
ミステリにマンネリした方には刺激になるかもです。
気になる方は是非