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本をプレゼントていうのは実際どうなのだろうか

今週のお題「プレゼントしたい本」

 

学生時代に譲っても余るようなモラトリアムパラダイスを趣味に費やした私は後悔こそしないものの、やはり些か勿体ない気がしてならない。

 

その費やした時間の中に読書がある。

ジャンルは主にミステリ。幻影城を読むほどのマニアではないがそれでも好んでよく読んだものだ。

 

ただ、ミステリをプレゼントとは少し違うと思う。しかし、それでもお勧めするのだから読めと押し付けたい本がある。

 

一口にミステリと言ってもその中にさらに細かくジャンルがある。

 

私はクローズドサークル。これは外せないのだ。警察の介入などはノーサンキュー。唾棄すべき愚行であると言いたくなるほどに。

 

グダグダと言っているが基本的にはクローズドサークルであれば垂涎ものという悪食の私。

しかし、クローズドサークルでも倒叙ミステリ。お前はダメだ。

フーダニット。ハウダニット。これを楽しみにに読む故にこれが明かされて始まり、その先の心理戦メインでやはり頂けない。

 

こんな限定されたジャンルの中だが、押し付けよう。

綾辻行人さんの館シリーズ

ノックスの十戒?二十則?そのような縛りは新本格ミステリにはもはや無用の長物。

 

この館シリーズの舞台となる館にはある仕掛けがある。それを疑いながらも展開されていくシナリオ。そして幾多の殺人。犯人と共に館にいるしかない状況。探偵役が手も足も出ないなか、人が次々と退場する不安。布石をありありと出しながらもそれを布石と思わせない巧みな文章は圧巻。

 

本の内容はジャンルがこのようなものだとしか伝えられない。あとは読めばわかると叩きつけよう。

 

本の紹介には微塵もなっていないが、興味のある方は是非。

 

 

プレゼントに人が死ぬ本を嬉々として叩きつけるのは道理に合わないが、好きになってくれれば幸い。共にアヤツジストになろう。

 

ps. 館シリーズうみねこのなく頃にのBGMを聴きながら読むと恍惚の境地です。

 

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)